2011年6月14日(火)
今月に入って6Rポロを予約するつもりでディーラーを巡っていたところ、縁があって自分でも全く予想していなかったゴルフTSIトレンドラインを購入することになりました。
思えば2002年にゴルフ4を購入直前まで行ったのに縁がなかったことと全く逆になり、1998年のゴルフ4の登場から13年目にしてゴルフのオーナーになりました。
現行ゴルフ・トレンドラインは、7~8月に登場するらしい新トレンドライン(アルミホイール、フォグランプ標準装備)の影響でかなり好条件で購入でき、値引きの渋い人気の6Rポロとあまり変わらない条件で購入できる要素があります。
シャドーブルーメタリック。紺よりほんのわずか青に近い感じで若々しい。
家族とワン2匹を連れていろいろなところに行った9Nポロにとても愛着があったので、手放すのはとても寂しい出来事でした。
ゴルフのオーナーになってもその気持ちは変わりません。今後、ゴルフのことを書くときには大好きだった9Nポロとの比較は極力しないようにするつもりです。
下取りしてもらったマイポロは、どこかの展示場に並ぶことになるそうです。廃車にならなくてホッとしました。
さて、トレンドラインですが、まだディーラーから自宅まで片道15kmほどの走行をしただけです。
走行中にアクセルを踏み込むと、一呼吸おいてから強力な加速が始まるのはターボのせいだと思っていたのですが、これは訂正しなくてはなりません。
正面に小さなインジケーターがあり、ここにギヤの番号が表示されます。
ドライブレンジで走行している場合、2速ならD2、3速ならD3、7速ならD7というふうに。通常、60km程度で巡航しているとき、ギヤはD6かD7に入っていますが、アクセルを強めに踏み込むと、一気にD4やD5までギヤがシフトダウンされ、強力な加速が生まれます。
一呼吸あったのは、DSGがシフトダウンしているタイムラグだったのです。この感覚はマニュアル車と同じものです。DSGがシフトアップしたりシフトダウンしたりするのをインジケーターで確かめることも興味深いものです。
1.2リットルTSIエンジンは、昔乗っていたトヨタエクシブ1.8リットルエンジンよりもスムーズで力強く思え、トレンドラインの重く大きな車体を何事もないように運んでくれます。
まだ山道での登坂性は未知数です。乗り心地はふわふわした感じがなく、しっかりとしていて、そして衝撃の先端はうまく丸められていて強い突き上げ感は全く感じられません。
エンジン始動、ライト関係、ミラー関係など、ほとんどのスイッチ類の操作性は9Nポロとほぼ同じで一貫性があり、すぐになじみます。
見た目でコンフォートラインと違うところは、エンジンフードを開けると、エンジンカバーがなく、エンジンがむき出しのところ。
そして、シートの模様がチタンブラックBBという、やや貧相でセンスが足りないものしか選べないことでしょうか。
9年前にポロを購入したときは、VWは完全に輸入車という感覚で、とにかく故障が心配でした。
でも今は、逆に完全に日本になじんでいて輸入車という感覚は乏しく、輸入車でありながら、よい意味で他の国産メーカーと同列のような安心感があります。今回は10年以上のゴルフライフを楽しみたいと思います。