ブリスの裏技施工 No.1

2012年2月29日(水)
 太平洋側では大雪のニュースが届いていますが、そんなとき、当地北陸はたいがい晴れなのです。今日と明日の天気が晴れ予報ということで、寒風の中ブリスの裏技を決行しました。

 使用するのは先日購入したイオンシャンプー、洗う幸せ、Gモード、ブリスです。あとはマイクロファイバークロスが数枚です。
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 イオンシャンプーで洗車中です。スポンジにたっぷり泡を含ませて丁寧に洗います。汚れ落とし効果は普通のシャンプーと変わりません。成分が椰子油を使用しているそうで、環境に優しいのが売りになっています。いったん拭き上げます。
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 洗車拭き上げ直後のボンネットの状況です。大量のイオンデポジットが見えます。(拡大できます)
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 塗装面のざらつきは全く感じられなかったため、粘土による鉄粉除去は省略しました。

 次に、洗う幸せ(脱脂シャンプー)を使ってパーツごとに洗浄します。クロスを濡らし、1回に3プッシュぐらい使用してシャンプー洗車の要領で塗装面の汚れを取ります。屋根は合計12プッシュぐらい使いました。

 そして、ホースで流さずに湿らせたクロスで洗浄液をパーツごとに拭き取ります。ざっと拭き取ったあと、クロスを水洗いし、もう一度拭き取ります。

 これを全パーツ(屋根、ボンネット、ハッチ、ドア)ごとに施工せよと取説に書いてあります。屋根とボンネットをやった時点で疲れて飽きてきました。

 これが一番単調で時間がかかる面倒な作業です。ドアは右側と左側に分けて一気に施工しました。この段階のボンネットの画像が次のものです。(拡大できます) ずいぶんきれいにはなりました。
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 でも、まだ取り切れていない汚れがあります。ウォータースポット(凹み)かもしれません。

 拭き上げ用のマイクロファイバークロスに洗う幸せをつけて、汚れにも直接プッシュして、磨くように洗浄しました。

 マイクロファイバークロスは塗装面には優しくないので、力を入れず何度も往復させて汚れを落とします。その結果は次の画像です。(拡大できます) 

 わずかに輪染みが残っています。これ以上は洗う幸せでも無理のようで、これで良しとしました。
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 下地仕上げ完了時のクルマです。ずいぶんピカピカしていてこれで止めてもいいくらいです。

 この、「これで止めてもいいくらい」というのが下地仕上げのコツだそうで、この状態がコーティングの下地として適当だそうです。
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 いよいよブリスを使ってコーティングをします。スポンジを湿らせ、ドア1枚に3プッシュぐらいの量で全体に塗り広げていきます。

 裏技施工をしますが「ブログ等で公開しないでください」と注意書きがあるので詳細は残念ながら記すことはできません。塗り広げた使用後のスポンジは全然汚れていません。下地処理ができているせいでしょう。
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 仕上げにGモード洗車をしました。泡洗車と同時に汚れ防止被覆がコーティングされるものです。次の画像は洗車後の状態です。かなり撥水しています。
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 そして、拭き上げ完了画像です。
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 時間は朝8時30分から始めて、洗う幸せによる下地処理が終わったのが10時10分ごろ。ブリスを施工してGモード洗車し、最終的に完了したのが11時40分でした。

 3時間かかりました! 正直、もうたくさんという思いです。メンテナンスに3時間もかけられるほどヒマでもないし楽しくもありませんでした。

 このあたりは、ニュービームを施工したときの満足感とは全く違います。特に洗う幸せが面倒です。効果はビューコートの「エーナ」と大差ないと思いました。

 それなら拭き取りは面倒ですが、全体としてはエーナの方が楽かも。ピカピカ度は、もともと塗装の状態もよく、ニュービームによるガラスコーティングのツヤもよかったので、ブリスを使ったからきれいになったという感じはしません。

 イオンデポジットが目につき易いのは濃色車の宿命で、好きで濃色車を選んだのだから仕方がないと思う反面、洗浄3回、拭き上げ3回はもっと楽にならないものかというのが正直なところです。

 使用量は、イオンシャンプーは190ml容器でキャップ5杯で約1/10程度の使用。洗う幸せは250ml容器で使ったのは約1/10程度。Gモードはキャップをはずして中身を見ると、250ml容器でこれも約1/10程度の使用でしょうか。

 Gモードが洗車と汚れ防止コーティングができるというもので、一番使いやすいのですが一番高価でもあります。(250mlで2,100円)。ブリスの使用は80ml容器でおそらく1/10も減らずわずかです。

 ブリスの裏技施工の動機は、「付いた汚れが簡単に落ちるようにしたい」でした。この効果がどうかは3カ月ほど様子を見る必要があります。どのコーティングでも最初は汚れが付きにくいからです。

 その様子は今後また記したいと思います。これだけの手間をかけてもその価値があるかどうか、また6,800円の価格は高いか否か、最終的な評価は後日にしたいと思います。


PS 3月1日(木)

 今日は午前中にホンダライフの施工をしました。9時55分開始。シャンプー洗車の後、時間短縮のため拭き取らずそのまま洗う幸せをスポンジにプッシュしてボディー全体に施工します。

 その後、ホースで水を掛け、クロスで拭き上げます。ここですでに1時間経過していました。画像は洗う幸せを施工しているところです。
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 洗う幸せ(脱脂シャンプー)を施工後でもニュービームのガラスコーティングがちゃんと残っています。ニュービームは本物のようです。
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 そしてブリスをスポンジにプッシュして全体に施工します。ブリスは使う前によく振ってくださいと注意書きがありました。昨日は振り忘れていました。

 次にGモード洗車をして拭き上げました。ここで11時55分でした。かなり手際よく施工し、軽で車体も小さいのですが2時間かかりました。
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 一応きれいに仕上がりましたが、どのくらいの期間持つのかが問題です。簡略化しても洗車を3回、拭き上げを2回しなければならないことも疲労感を感じるところでしょう。
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by vient49 | 2012-02-29 13:58 | クルマのコーティング | Comments(0)

何かにそっと呼び寄せられるような ※ブログ記事をリスト形式に変更してみました。2023/05/03


by vient49