紅葉 山中温泉と那谷寺 その2
2017年 11月 11日
11月7日(火)に行ってきた那谷寺・山中温泉の紅葉の続きです。石川県と言えばホワイトロード(旧 白山スーパー林道)が有名ですが、山中温泉「鶴仙渓」と「あやとり橋」は、隠れ家的な名所なのです。
駐車場はあちこちに点在していますが、駐車台数が5台とかで平日でも留めるのは難しいです。私はネットで市役所支所に留められるというのを見て駐車させてもらいましたが、ここも数台しか止められません。有料でいいからもっと大きな駐車場がほしいです。休日だと、まず駐車は難しいでしょう。
加賀市山中町のメインストリートです。きれいに整備されています。
到着はちょうどお昼でした。食べ物屋さんは小規模なお店が数件しかなく、お昼は観光客ですぐに満席になります。画像のお店はお蕎麦屋さんでした。
なめこそば、1,100円。蕎麦湯がついていました。10割の手打ちそばで、10割なのに腰があってとてもおいしかったです。
とろろおろし蕎麦、1,100円。混ぜご飯が300円とか、お蕎麦のメニューは豊富ですが、数量限定の蕎麦定食がありませんでした。
外にはお団子屋さんがあります。お団子とお茶で一休みするのも良いですね。
散策開始です。温泉街の一番奥にある「こおろぎ橋」を目指します。山なので紅葉はちょっと過ぎてしまった感じです。こじんまりとした街なので、歩いて10分もかからずに着きます。こおろぎ橋の名前の由来は、はっきりしないそうです。渡るだけではわからないのですが、川岸から見上げると、総ヒノキ造りの木造橋だそうです。
こおろぎ橋から見下ろした大聖寺川の上流です。
橋を渡って左手に行くと、すぐ川岸の遊歩道に降りる道と、道なりに進む方に分かれます。しばらく道なりに散策しました。古いけれど普通の住宅とは違うたたずまいの大きな木造建物があったりして楽しめます。
途中から川岸の遊歩道に降りることができます。遊歩道は石畳できれいに整備されています。川面が楽しめます。
山中温泉の名物「あやとり橋」の道しるべが出ています。看板のとおり、「あやとりはし」が正式名称だそうです。
もうしばらく遊歩道が続きます。紅葉が真っ盛りでないのが惜しいです。暑いぐらいの日でしたが、風景は初冬の感じですね。
川がきれいでした。
山中温泉の名物「あやとり橋」が見えてきました。何気ない橋に見えますが。。。実は。
左右にねじれたデザインなんです。名前のとおり、あやとりでつくった橋をモチーフにしています。
上下に見えますが、左右にねじれています。
「あやとり橋」は1991年竣工。もうそんなになるのですね。三代目家元・勅使河原宏氏のデザインというこの橋は、最初の設計者は実現不可能として途中で断念した複雑なデザインです。
全長95m、幅は1.5mの人だけが通れる橋です。結構な高さなのですが、歩いているとそれほど高くは感じません。でも真ん中に来ると若干揺れているのが分かります。
左右にねじれているのがよくわかります。
平日なので人は少なかったです。ここも、年配のご夫婦が目につきましたが、若い女性グループやお母さんと娘さんという人も大勢いました。蕎麦屋さんを出てこおろぎ橋を通って、ここまでゆっくり歩いて約50分です。
町の真ん中にある山中温泉 総湯 菊の湯(共同浴場)に入りました。入場料は440円でした。画像は男湯で、女湯は左手の方にある別棟です。番台の方にお湯は熱いですよと言われましたが、そのとおり熱いお湯でした。浴槽は1mと深く広いです。立って入れます。カルシウム・ナトリウム硫酸塩温泉です。
高速道路は、金沢東ICから片山津ICまで、片道1,200円でした。比較的近いところでいい場所なんですが、温泉ホテルがメインのため、観光客用の駐車場はほとんどないのが残念です。