2007年11月9日(金)
今回の車検は7日午後1時入庫、9日午後1時出庫で、2日で終了しました。
同じDUO店でしたが、前回が5日かかったのと比べるとスピード車検でした。
法定費用約7万円、整備費用約8万円でトータル15万円弱かかり、予想より1割多くかかってしまいました。
特に修理の必要なところもなく、オイル交換、LLC冷却水交換、ワイパーブレード交換、エンジン・シャシー洗浄、下まわり塗装を行いました。
前回の代車は赤ポロでしたが、今回は何とトヨタ・ファンカーゴ。VW店じゃなかったっけ。まあしかたないかという感じで、期待感などまるでなく乗りました。
大きさは全高を除いてポロとほぼ同じ。重量はポロの方が100kg重く、エンジンはファンカーゴ1.3リットル88psに対し、ポロは1.4リットル75psと大して変わらないかに思えたが・・・。
ところが走り出してびっくり。ファンカーゴの加速はとても小気味よく、思いどおりにすいすい走れるのです。
体感的には100psといわれても納得するような感じでした。もちろん、剛性感は感じられないし、ハンドルはやけに軽いし、質的にはポロの比ではありません。
そう思いながら次に車検の終わったマイポロを受け取って走り出したとたん、アクセルを踏んでも踏んでも車速が上がってこない、あの購入直後の嫌な感覚を味わってしまいました。
スピードにのってしまえば、ポロの剛性感には特筆するものがあり、ハンドルの適度な重さも相まって重厚感を感じさせてくれます。
でも、走っていても楽しくないんですよね。走る楽しさを味わうには、アクセルワークに応じてきちんとスピードをコントロールできる、ある程度のパワーが必要なことをあらためて強く感じました。
パワーウエイトレシオで換算すると、88psのファンカーゴに対し、ポロは97psなければ同じ走りができないことになります。
ポロにこだわるなら、1.6 Sportline(105ps)程度のパワーがなければ、「走り」にはほど遠い「転がす」だけのクルマにしかならないでしょう。
このあたりの戦略は国産車の方がはるかに上手です。次期クルマの購入の際、私の「輸入車VS国産車」対決はどうなることでしょうか。(2枚目の画像はファンカーゴ)