2009年4月10日(金)
発注後3週間かかってようやく1台目が4月8日に届きました。キーボード面はピアノブラック仕上げでとても高級感があります。
初めて立ち上げると、XPと同様に自分のアカウントを入力する画面が出てきます。その後、自動的にセットアップが開始され、数分後、使用できるようになりました。
画面の見た目の印象は、XPよりもさらに洗練された感じになりました。解像度が1366×768でとても高いため、文字が小さくなりましたが見やすさはかえってよく、不自由さは全くありません。
さっそくウイルスバスター2009の移し替えから始め、データの転送はポータブルHDDを使って1時間あまりで完了しました。
Windows2000からXPに変わったときと同様に、やりたい機能がどこにあるのか分からず探さなくてはなりません。基本操作はXPとほぼ同様ですが、表現が微妙に違うのでなかなかすんなりとはいきません。
自分のアカウントを入力したときに勝手に各種フォルダが作られてしまいます。フォルダの種類は、何も考えずに使用するのなら使いやすいものですが、画像、エクセル、ワード、仕事用など、自分の使いやすいように使い分けようとすると、かえってありがた迷惑になるのはXPと同じです。
メールソフトは数年前からOEではなく、Shurikenを使っています。どのメールソフトもデータの移し替えには悩まされます。データの所在は、パスをきちんととおさないと認識してくれません。
データのエクスポート、インポートなど、パソコンの買い換え時にしかしないので、すっかり忘れてしまっています。セキュリティーの都合なのでしょうが、いまだに移し替えたデータを認識させることができないでいます。
画像も、デジカメのSDカードから直接取り込めるのはありがたいのですが、取り込んだデータがどこに行ってしまったのか探すのがまた大変だし、画像のファイル名も勝手に一連番号が付けられています。
ファイル名の設定もどこかにあるのでしょうが、これも見つけられません。デフォルトで使うには使いやすいのですが、自分なりに手を加えようとすると、階層構造が見えにくくてすんなりとはいきません。まあ、いろいろ使い込んでいくこと自体が楽しみではあるのですけれど。
Core2 Duo メモリー4GBのスペックにもかかわらず、反応は早いとは思えません。6年前にXPのPCを買ったときに較べてもかなり遅く感じます。
もちろん6年たったXPマシンよりは速いことは確かですが、体感上は2倍まで早い感じはしません。このへんがvistaの重さなのでしょうね。もう1台のカミさんの赤いPCは、到着までまだ数日かかりそうです。
PS 4月16日(火)
トップのカラーはインテリジェントブルーのつやありです。新しいパソコンに移行するのはデータだけではありません。メールデータは2日がかりでバックアップ&リストアをして、何とか新PCで以前のメールが見られるようになりました。
使い慣れた辞書のユーザー登録単語もUSBメモリーに書き出して、新PCの辞書に併合できました。私は20年以上、MS-DOSの時代からATOKを使っていますので、いまさらMS-IMEは使いこなすのが面倒なのです。
そのほか、ホームページビルダー、家計簿ソフト「ひかる」、MET'S筆自慢、Photoshopなど、長年使い慣れたソフトをインストールしました。
ホームページビルダーのFTP設定は、まだすべての移行が終わっていません。いろいろな手順をメモに書き記し、プリンターで印刷しようとしたら今度はプリンターを認識しません。
Canon MP-5という数年前に買ったスキャナー複合機です。調べてみると、メーカーでは「Vista用のドライバーを準備する予定はありません」との冷たい内容でした。
まだ使えるのですが、買い換えるしかないようです。古い(といっても数年前)自社製品への対応についても、周辺機器を購入するときの参考にした方が良さそうです。まもなくカミさんのPCも届きます。当分は新PCへの移行の苦労が続きます。