2011年6月23日(木)
待ちかねたトレンドラインの慣らし運転を兼ねて、昨日、福井県三方上中郡若狭町にある三方五湖へ日帰り旅行に行ってきました。走行距離370km。朝は晴れ、昼頃に雨、午後はまた晴れ間が出るという梅雨時の天気でしたが、気温が32℃まで上がり、蒸し暑い1日となりました。
画像は、有料道路
レインボーラインの中ほどにある第1駐車場からケーブルカーで山頂の展望台に登って見た景色です。晴れ間が出て素晴らしい見晴らしでした。レインボーラインは普通車1,000円。ケーブルカーは往復一人800円で、ワンたちも抱いていればOKでした。
頂上には数カ所の展望台、バラ園、遊歩道などがあり、きれいに整備されていて楽しめました。
このあと、犬も乗れる2階建ての遊覧船。「レイククルーズ」に乗るつもりで遊覧船乗り場へ行ったのですが、4人集まらないと船が出ないそうで、結局人は集まらず欠航になってしまいました。残念。
走行は、石川県から北陸自動車道に入り、福井県敦賀ICから一般道におりて片道3時間の旅です。ETCも初体験です。トレンドラインは、何の不満もなく高速道路と山岳地のドライブをこなしました。
トレッドが広いせいか横方向のローリングがほとんどなく、これだけでも安定感が格段に高く感じられます。
高速道路では、ICから本線への進入の加速は危なげなく、追い越し時の加速もどこまでも力強くスムーズに車速が上がり、まだまだ余裕が感じられました。
90km/hでは7速で1800rpm、100km/hでは2000rpmと回転域は低く、アクセルを踏み込むと一瞬の後に6速にシフトダウンされ、猛然と加速が始まります。
とても1.2リットルのエンジンとは思えません。画像は、山頂までの途中の展望スペースです。
心配していたレインボーラインの山岳路では、ギヤは3速から5速に適切に切り替わりながら車速が維持され、パワーには何の不満もありませんでした。
DSGは、トルコンのスリップがなくダイレクトに動力が伝わるので、アクセルの踏み加減による車体の反応がマニュアル車そのもので、懐かしく楽しいものです。
山岳路で特筆するのはこれだけで、全く問題ないことの証明でしょう。画像は前記の第1駐車場です。
タイヤは、純正のコンチネンタル製エコタイヤです。走行時の騒音が低く、エンジンの音もほとんど聞こえないので、とても静かでした。
グリップは山岳路でも何の不安もなく優秀なものです。370kmの日帰りでも、まだまだ走りたい欲求がありました。走りが楽しいという感覚は本当に久しぶりです。
メーターパネルは、キーをONにすると照明スイッチを入れなくても常時点灯していて、昼間でもとても見やすいものです。
蛇足ですが、ディーラーで取り付けてもらった2DINサイズのメモリーナビ(カロッツエリアAVIC-MRZ99)は、エンジンキーがON位置のときだけ作動するので、エンジンをかけなければならず、エンジンをOFFにするとナビもOFFになってしまいます。
事前に行く先を設定するときにちょっと不便を感じます。消費電流が多いので仕方ないのでしょうか。
もう一つ気になったこと。走行中、左足をリラックスさせようと動かすと、ひざのあたりがセンターコンソールに当たって左足の動きが制約されがちでした。これは9Nポロではなかったことで、もう少し様子を見たいと思います。
PS 2011年6月30日(木) CAN-busについて
うっかり忘れていました。VWを始め輸入車には車内LANとでもいうか、オーディオを始めとして電装品はCAN-busが標準になっているのでしたね。
社外ナビを取り付けるときは、CAN-busインターフェースで接続することで、キーを一旦ONの位置にしてからOFFに戻してやれば、エンジンをかけなくてもナビやオーディオが使えます。
インターフェースを使わなくても設置はできるのですが、この場合はキーをONの位置でなければ使えません。
このインターフェースは2~3万円なので、CAN-busでつないだ方が何かと便利なのは言うまでもありません。あとからではできないのでしょうか。1000km点検で聞いてみます。
ディーラーさんの営業マンはCAN-busを知りませんでした。できませんとだけでした。ちょっと信頼が薄れた気がしました。