和倉昭和博物館とおもちゃ館
2016年 03月 12日
3月8日、9日と能登の国民休暇村小牧台に泊まってきましたが、途中の和倉温泉で「和倉昭和博物館とおもちゃ館」に寄ってきました。
建物は2階建てで、中には昭和30年代の空間が広がっています。ダイハツミゼットMP型。丸ハンドルなので昭和35年以降のモデルでしょう。空冷2サイクル305CCエンジン。12PSです。
マツダR360クーペ。1960年(昭和35年)製。空冷V型2気筒360CCエンジン。16PSです。
R360クーペの内装です。オリジナルかどうかは不明です。
おなじみのスバル360。空冷2サイクル2気筒エンジン。16PS。大人4人が乗れる実用性で爆発的なヒットでした。
この茶の間の様子は、昭和40年前後でしょう。電話機が大型になっていますし、掃除機も初期のものではありませんね。
30年代には、こんなエンジン付き自転車をリアルで見た記憶があります。原動機付き自転車の原型なのでしょう。
タイヤホイールの内側を摩擦でリム駆動していたのですね。モペットと言うそうです。
右から洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビです。昭和30年代前半ではないでしょうか。
電気製品なども多数の展示があって、画像も200枚くらいになりますので全部を載せるわけには行きません。興味を引くものを選んで載せます。
こちらはグリコのおじさん。本当におじさんだったんですね。グリコのキャラメルは5円か10円だったように思います。おまけ付きが人気で、キャラメルはどうでも良かったんですね。
レコードプレーヤー、ソニーのテープレコーダーたち。昭和40年前後と思われます。3号リールのテープレコーダーは、当時のお金で13,000円ぐらいしていました。欲しかったのですが買ってもらえませんでした。
こちらはマツダの軽3輪トラック。これ、昔に乗せてもらったことがあります。60km/hくらいで快走しました。
昔の駄菓子屋。きれいすぎます。子どもたちがよく行く駄菓子屋は、もっとたくさんのものが所狭しとばかり雑然と並んでいました。凧とかゴム動力の飛行機とか懐かしいです。クジ引きは子どもたちの人気でした。
ブロマイドが数十枚ありましたが、目を引いたのが中央の八千草薫さん。めっちゃかわいかったんですね。
懐かしいマブチモーター。模型好きな男の子の必需品でした。私もコレクションで持っています。
これ、増田屋のラジコンです。びっくりです。おそらく国産ラジコン模型の第1号です。
ちょっと欠けてしまいましたがなんとか読めます。
増田屋4号機のラジコンボート。
日光写真が分かる方は年季が入っています。雑誌の付録にもよく付いていました。
北陸本線金沢駅の列車時刻表です。クリックすると大きくなります。特急が1日4往復しかないのです。普通列車では、米原(滋賀県)発上野行きというのがあります。金沢を経由し、なんと33時間かかって到着です。
このほかにも大量のブリキのおもちゃ、レコード、雑誌の付録、古いカメラ、酒屋のお店の復元、電気製品、屋外には古いセドリック、マツダのオート3輪などナンバー付きのクルマもあります。