6Rポロ ブルーGT 試乗 No.2 印象が変わってきた

2016年5月21日(土)
 今日はブルーGTで片道11kmほどの買い物へ。行きは昨日と同じ、ゆっくりとした出足のスタートでした。

 インジケーターには2気筒オンリーの表示はなく、ちゃんと4気筒になっています。他の方のブログをいくつか見ると、アクセルの踏み込みが足りないようです。

 ゴルフ6トレンドラインでは、そんなにアクセルを踏み込まなくても十分な加速が得られるので、アクセルべた踏みに近い習慣はありませんでした。

 Sモードに切り替えてみましたが、3000回転までシフトアップが行われないので、町中では3速以上にはなりませんでした。

 回転数は2000回転以上をキープしていて、燃費は悪そうだし、走りやすいとは言えません。Dモードの方が走りやすいです。
 
 結論としては、アクセルを思い切って踏み込むと、ある程度の加速が得られました。

 1速は極端にギヤ比が低いのか、出足は極端に遅いです。できるだけ短時間でクラッチをつなぎたいのでしょう。

 2速もギヤ比は低めです。3速、4速、5速はまあまあの加速感が味わえます。昨日とは違った走りです。同乗していたヨメも、行きと帰りでは走りが違うと言っていましたから、やはりそうなのでしょう。

 最終減速比は

ポロの場合   1速 16.80:1 2速 10.01:1

ヴィッツの場合 1速 12.12:1 2速以降はCVTのため計算できず。 バック 12.72:1

 これを見るだけでもポロのギヤ比が低いのが分かります。ヴィッツのバックギヤよりポロの1速のギヤ比はずっと大きいのです。1速でスピードが出るはずがありません。

 でも、それを考慮してもブルーGTに搭載されている150PSのTSIエンジンは、こんなものなのでしょうか。

 速くは走れますが、ゴルフトレンドラインでさえ、105PSながらGを感じる加速感がありました。

 ポロ・ブルーGTは、流れに乗って走ろうとすると、アクセルを常に深く踏み込んでいる必要がありそうです。私の感想としては、90PSのコンフォートラインの方が軽快に走ったように思います。

 ブルーGTは、とても150PSのエンジンとは思えない、強力なトルクが感じられないというのが正直なところです。
 
 ただし、個体差があるのかも知れません。ブルーGTを検討するときは必ず試乗してみてください。走りに違和感がなければOKです。

 289万円は高価な買い物です。ゴルフならコンフォートライン(280万円)が買えます。

 ゴルフトレンドラインなら249万円です。ポロならトレンドラインは199万円です。私的には、ゴルフにしろポロにしろトレンドラインで十分。
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 エンジン以外のポロの走りは快調でした。足回りはしっかりしているし、215/40R17のタイヤは思いの外ごつごつ感がありません。

 ゴルフのサスとは明らかに乗り心地が違いますが、まあこんなものでしょう。

 DSGはクセがなくなりましたね。ATと変わらない感覚で走れます。それならATで良いんじゃないかとも思います。室内は9Nに比べれば上質だし、ゴルフの次は次期ポロでも良いかなと思いました。

 コンパクトなサイズは、買い物などの際に乗りやすいです。

 ポロは、出足の味付けが欧州車風と言われますが、もう少し日本車風のぐっと出る味付けが望ましいです。

 次期ポロへの期待は、サイズがもう一回りアップしてゴルフ4のサイズに、1速をもう少しハイギヤードにして出足を良くし、必然的にトルクを受け止めきれないデュアルクラッチはやめて8速ATに、乗り心地をもう少し上質に、パワーは120PS程度で充分。

 そして価格はコンフォートラインの230万円前後に。こんなポロを望みます。燃費は街乗りで15km/リットル走れば十分でしょう。

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by vient49 | 2016-05-21 16:39 | VW6Rポロ | Comments(0)

何かにそっと呼び寄せられるような ※ブログ記事をリスト形式に変更してみました。2023/05/03


by vient49