AQUOS R SH-03Jのカメラ

2017年8月5日(土)
 北陸も梅雨明けです。価格コムの口コミでは普通の評価だったSH-03J(以下03J)の内蔵カメラ。使ってみた評価をちょっとだけ書きます。いつものことで独断が入っていますがご了承ください。

 SH-01G(以下01G)のときは、カメラのショートカットをタップしても起動せず、2回タップして初めて起動した内蔵カメラが、O3Jでは確実に1回タップですぐに起動します。

 01Gではピントが常に顔優先に設定されてしまって、風景や静物を撮る時にはオートフォーカスが作動しないことも多く、いつも画面をタッチしてピントを合わせていました。これが01Gの最大の不満でしたが、03Jではピント合わせは5点で行い、常に素早くオートフォーカスが作動し、とても気持ちがいいです。

 リコーGRの風味がよく出ていた01Gの色合いが03Jではなくなりました。ただ、03Jの色合いは好感が持てるもので問題ありません。画素数は01Gの約1,310万画素 CMOS 裏面照射型から、SH-03Jでは約2,260万画素 CMOS 裏面照射積層型になり、レンズはF1.9の明るいものがついています。超小型の内蔵カメラでは画素数はあまり関係ないと思います。

 もともと切れが良かった01Gの画質は03Jにも受け継がれています。高精細度といえば聞こえがいいですが、エッジが効いた画像という感じです。

 実際の画像は次の4枚です。
 すごく自然な色合いに感じます。強いて言えばLUMIXの画像に近い感じがします。

AQUOS R SH-03Jのカメラ_c0006211_09112583.jpg

 当たり前のようですが、ピントもオートできれいにあっています。01Gはピンボケが多すぎました。

AQUOS R SH-03Jのカメラ_c0006211_09114827.jpg

 適度なコントラストがあってきれいに撮れています。

AQUOS R SH-03Jのカメラ_c0006211_09120374.jpg

 上の画像をトリミングして100%等倍にしたのが次の画像です。これがスマホカメラの画像だというのだから恐れ入ります。

AQUOS R SH-03Jのカメラ_c0006211_09121770.jpg

 SHARPは、2016年に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に買収され、鴻海の子会社となりました。こだわりのGR画質は採用されなかったし、おそらく他社製デジカメのほとんどはSONY製のCMOSを使っていると思いますが、SONY製も採用していないようです。

 以前の情報ですが、ソニー製CMOS採用カメラは、GALAXY、富士通ARROWS、LG、iPhone、Xperia、NEXASなどに採用され、AQUOSは東芝製が使われていた(2015年度)という情報があります。Samsungは自社製CMOSもあるのにソニー製だったんですね。一眼レフの世界でさえ、ニコンやキャノンのCMOSはソニー製だといいますしね。

 ソニー製を採用しないのは鴻海に買収されたこだわりだという見方もあるようです。今回のCMOSのメーカーは不明ですが、悪くないCMOSだと思います。カメラに関しては今のところ不満はありません。S120やM3を持ち歩けないときのサブ機としては十分いけそうな気がします。




 

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by vient49 | 2017-08-05 09:41 | パソコン スマホ | Comments(0)

何かにそっと呼び寄せられるような ※ブログ記事をリスト形式に変更してみました。2023/05/03


by vient49