今度はABSと横滑り警告灯点灯 ゴルフ6

2019年9月25日(水)
 今日夕方に帰宅しようと職場の駐車場でゴルフ6のエンジンを始動し、方向転換をしていたところ、ABS警告灯と横滑り(EPS)警告灯が点灯しているのに気づきました。エンジンは正常に回っています。

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 点いているのは左からABS警告灯、横滑り警告灯です。

今度はABSと横滑り警告灯点灯 ゴルフ6_c0006211_19424887.jpg

 すぐに車を止め、しばし脱力感がおさまるのを待ちました。「また故障かー」って感じでした。スマホで「VWゴルフ6 ABS警告灯 横滑り警告灯」を検索すると結構出ていますね。修理費用30万円とかいうのもちらっと見えました。

 気を取り直して一旦エンジンを切り、数秒置いて掛けなおします。すると警告灯が消えました。

今度はABSと横滑り警告灯点灯 ゴルフ6_c0006211_19481445.jpg

 しばらく様子を見ていましたが警告灯は点灯しません。明日はディーラーさんが休みだし、行くなら今日だけどどうしたものかと考えていましたが、警告灯が点灯しないなら様子を見ようと思いました。そして帰宅するまで40分余り、距離にして15kmほどでしたが無事に帰りつきました。

 そこでネットで調べてみると、まず似たような症状のリコールが出ていました。でも対象車両ではありませんでした。

 内容は「制動装置において、ABS/ESC コントロールユニットの耐久性の評価が不十分なため、エンジン熱等により、基盤に組み付けられた IC チップ(パワーコントロールユニット)に亀裂が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、IC チップへの電源供給が断たれ、警告灯が点灯するとともに、ABS および、ESC(横滑り防止装置)が作動しないおそれがある。

 非常によく似ていますが対象車両ではないのでひとまず置いときます。

 そのほかにネット情報を見ると次のような感じです。
事例1
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突然ESPランプが点灯したのでサービスへ入庫。
ABSと一体ユニットとのことで工賃併せて38万くらいになるとのこと。
気になる連鎖現象が発生していた。
・ナビが壊れる。過電流らしい
・テールランプ片側切れる
・ESP 警告灯 突然点灯
・ユニットの中のコンピュターの交換が必要
・このころエンジンが時々かかりにくくなる
・先日、セルを5~6回まわしてようやくエンジンかかる
・その足でGSでバッテリーを測定すると容量が4割程度まで落ちていた
※これが3カ月ほどのこと。
 電気系の誤作動でESPが表示されているだけの様な気がするため放置。
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 この中で私も思い当たることがあります。
 5日ほど前からエンジンの始動に時間がかかったことです。今までならセルを回すと1秒かからずにエンジンが始動したのに、先日からは3秒~4秒しないと始動しなかったのです。
 念のためにブレーキランプ、バックランプ、フラッシャーをチェックしましたが球切れはありませんでした。

事例2
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ある日乗り込んでエンジンをかけたら警告等が点きっぱなし。ディラーに持ち込んでリセットしても直らない。原因不明のためユニットごとの交換となり約40万との見積もり。
現状は修理せず警告灯点きっぱなしで乗っている。
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事例3
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9NポロGTIのESP警告灯が点いたことがある。
まずブレーキランプが片側切れ、そのまま2週間くらいで、さらにもう片方が切れた。
その時、ESP警告灯が点灯。
そしてブレーキランプを交換するとESP警告灯は消えた。
ディーラーもESPとブレーキランプの関係は解らないと言っていた。
以来、現在まで約1年乗っているがESP警告灯は点灯しない。
ESPそのものではなく、単純に電気機器の故障に関連して点灯しているだけかもしれない。
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事例4
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突然、ABS、ESP、システムエラーの3つの警告灯が点灯。
マルチファンクションインジケータに「ESP/ABS error」と表示。
ABSに何らかの不具合があることは判明したが、センサー本体、ハーネス、コントロールモジュールの不具合箇所を特定できず、テスターで調べてもらうと、フロント右側のスピードセンサーで異常が出ていた。
4輪のスピードセンサー交換で完了。
eBayで1個2,000円弱。
ディーラーなら1個17,000円前後。
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 いろいろな事例がありますね。大きく分けると次の3つでしょうか。
1 一時的なセンサー異常。
2 スピードセンサーの故障。1個でも数万円。
3 基盤の故障。高額修理。

 また、記事中に「ABSが故障している場合は、ABSは作動しないが通常のブレーキシステムは正常に作動する」という記述もありました。

 リアのセンサー部と思われます。赤丸印。
今度はABSと横滑り警告灯点灯 ゴルフ6_c0006211_21171881.jpg

 今のところ様子見です。
 もし本当に不具合があれば、また警告灯がつくはずです。その時点でディーラーさんに相談します。テスターにかければエラーが出るはずです。エンジンのかかりが悪かったことも伝えてみて、バッテリーもテスターで見てもらいます。

 不具合は輸入車だからというわけではないと思います。2002年に買った9Nポロは、2011年までほとんど故障らしい故障もなく走りましたから。

 昔の車よりも最近の車ほど、コストダウンを大きく意識しているような気がしてなりません。歩行者安全ブレーキや前後左右のセンサーなどで安全性は大きく向上したと思いますが、そのコスト上昇分を他の部品の質を下げて補っているなんてことは無いでしょうね。国産車のCVT化などはその最たるもののように感じますけど。

 輸入車は、故障部品を修理交換してメンテナンスしながら長く乗るもの、という記述を昔読んだ記憶がありますが、車体価格260万円~300万円の車で、40万円~50万円の修理はもはやメンテナンスの域ではありません。本来ならまさに不良部品で無償修理だと思います。

 やはり来年の9年目の車検は受けないと思います。私の2011年式ゴルフ6が急に調子が悪くなったのは、まる7年を過ぎた昨年の9月ごろからでした。この1年でレッカー移動が2回です。

 延長保証の過ぎる5年で様子を見て、車が正常に動くうちに売って乗り換えが一番良い選択肢かもしれませんね。ゴルフが好きだということと、安心して乗れることとはまた別ですから。

PS 2019年9月30日(月)
 5日経ちましたが、あれから警告灯は点灯していません。一時的なセンサー異常だった可能性が高いです。昨日はまたエンジン始動まで数秒の時間がかかるようになったので、何か関係があるのかもしれません。しばらく様子を見ます。

 最近は、メーターパネルのギヤ段数表示の数字が消えていないか、警告灯が点灯していないかひんぱんに目が行くようになりました。良いのか悪いのかわかりませんが、どこかで安心していない自分がいます。




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by vient49 | 2019-09-25 21:05 | VWゴルフ6 | Comments(0)

何かにそっと呼び寄せられるような ※ブログ記事をリスト形式に変更してみました。2023/05/03


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