オーディーオ今昔
2005年 11月 26日
とてもよい機械なのだけれど、聴かなくなって久しいCDプレーヤーを売ることにしました。
1998年製日本マランツのCD-16Dという、マイナーだけれど当時16万円の定価が付いていたもの。もちろん私B級マニアの購入価格は、在庫処分のため定価の半額程度だったのだが、これに何と6万円の値が付きました。
数年前、国内メーカーがピュアオーディオから撤退し、こぞってAudio&Visualへ転向して行った。
あのダイヤトーンがスピーカーから撤退してもう6年になり、ここへ来てブランド再開の声もささやかれているが、現存する国内ピュアオーディオメーカーは、DENON&Marants、ケンウッド、オンキヨー、CECくらいだろうか。
だから、ピュアオーディオ市場では10年も20年も前の機械が高値で取引されるのでしょう。
60年代~70年代の米Marantsなど、当時は数十万円の高嶺の花だった物が、今なら数万円で手軽に買える。
しかし、この世界でも外国メーカーは元気なのです。
BOSE、JBL、B&Wを筆頭にずらっと海外ブランドが名を連ねています。
「手ごろな価格で個性にあふれた外国製スピーカーが並んでいる。運命の分かれ目は一貫した音づくりの哲学が有るか無いかなのであろう。」 よく利用する”今日の必ずトクする一言”からの引用です。どの世界も似たようなものなんですね。
さて、私B級は何をしているかと言えば、入手した中古のCDウォークマンをCDデッキの代わりにアンプにつなごうとしているところです。
電池駆動のウォークマンが結構いけるのは、よく知られていることなのです。
当分の間はこれで十分でしょう。ふだん聴くのは別のCDウォークマンと例のペットボトルスピーカーだし。
超美品のCD-16Dと1,300円のCDウォークマン