2008年5月5日(月)
2年前の2006年6月ごろに、庭の排水溝を2箇所作りました。
地面の水勾配を整え、縦40cm、横50cm、深さ50cmの集水ますを掘って雨水がますに集まるようにし、底にある50Φのパイプから外の側溝に流れ出る構造です。
集水ますには砕石を詰めて水はけをよくしておきました。
ところが2年経過し、集水ますにも泥が詰まっているようです。自然排水ではなく、排水管を作って根本的に直すことにしました。少々詳しく書き記します。
掘り返しは思ったよりもはかどり、泥はますの上方3分の1くらいに流れ込んでいるだけで、下の方はそれほどでもありませんでした。
コンクリート擁壁の底の方に排水パイプの先が見えています。左側に見える太いパイプは、家の排水ますからの配管です。
自然排水では雨水は、にじみ出るくらいしか出ません。排水効率はよくありません。
ホームセンターで、50mmの塩ビパイプ、エルボ(90度曲がり)、インクリーザー(100*50)、インクリーザー(50*40)を購入して画像のような排水管を組み立てました。
上方の受け皿は、インクリーザー(100*50)を利用したものです。これは、本来は径の違うパイプをつなぐためのものです。
底にある擁壁の排水管に、インクリーザー(50*40)を付けて差し込みます。
動かないように砕石でエルボの底を固定したら、掘り返した砕石でていねいに埋め戻します。
集水をどうするか頭を悩ましました。
最初、直径30cmの受け皿を付ける予定でしたが、パイプの長さを間違えて予定より受け皿が上の位置になったため、水が流れ込まない位置になってしまいました。
しかたなく、画像のように塩ビパイプをインクリーザーの横に埋め込むように変更しました。
コーキング剤でパイプを固定します。数日経てば固定されます。
排水パイプの先は、今まで「まさ王」(撒いて水をかけるだけで固まる土)で固めてあったのですが、見栄えも良いように今回はレンガブロック(@50円)を敷き詰めました。
もちろん水勾配をとってあります。スムーズに雨水がパイプを通って外に流れてくれればいいのですが。
効果のほどはまとまった雨が降ってみないと分かりません。このあと、インクリーザーにカバーを付けて、パイプの周囲を砕石で埋め戻せば完成です。
少しずつ行ったので、1日2時間程度で日数にして延べ4日くらいかかりました。思ったより簡単にできたと思います。