2016年7月3日(日)
最近のスマホ内蔵カメラは侮れません。アクオスSH-01Gの内蔵カメラは、リコーGRのグループが監修したとのことで、味わいはまさにGRそのものです。100%等倍での画像も遜色なく、スマホカメラの進歩にはおどろきます。
S120は、2013年に登場した時は、キャノンの高級コンデジと言われ、1/1.7サイズのCMOSセンサーを内蔵したもので、製造中止になった今でもAmazonで45,000円前後で販売されています。
発色はキャノンが明るめ、SH-01Gは落ち着いた色で僅かに緑がかっています。ニュアンスはSH-01Gの方があるように思います。画像の明瞭さは、S120は明瞭度最大にしていますが、SH-01Gの方が強い処理をしているのでしょう、はっきりとした印象です。
S120

SH-01G

S120

SH-01G
曇り空の方が発色の違いがよく分かるのですが、参考までにこちらはいかがでしょうか。

いい発色をしています。明瞭度も良好です。
これはキャノンの画像ではなく、スマホカメラの画像です。GRに準拠したカメラはすばらしいと思います。メインに使っているのは実はスマホの方。ただ、ピントの合わない画像が時々撮れるので、何枚も撮ってその中からいいものを選ぶ必要があります。発色は好みもありますから、どちらが良い悪いではなく、オマケ的なイメージのスマホカメラの性能は、思いのほか進んでいるということですね。